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【レビュー】Elgato GameCapture HD60S と AVT-C878Plusの比較とゲーム映像論争

日本人はあまり比較広告を好まないということですが、優劣を決めないと損をしてしまうわけで、昨今、アメリカナイズされた社会にあっては貴重な機会損失ではないかと思う次第です。

冒頭からめんどくさい文章ですが、早速。

HD60Sについて

https://www.elgato.com/ja/gaming/game-capture-hd60

1060p/60FPS対応のゲームキャプチャー。
昨今標準装備のパススルーはもちろん、映像編集とキャプチャーが一緒になったソフトウェアも提供してくれます。

個人的に他所にはない機能ではないかと思うのは、Flashback録画機能。試してませんが、常時録画しておいて巻き戻しがかけられる機能です。ゲーム実況だと撮り忘れもあり得ますから、結構便利な機能ではないでしょうか。

アプリを動作させて見ましたが、音声関係で苦しんでいる私にとてもありがたいのは、わかりやすいソフトウェア付属のミキサーで、項目ごとに解説まで乗っている親切機能。
アプリ自体も軽快な動作をしてくれ、なんだかんだで及第点のお買い物です。

最大の欠点は発売から年数を経過しており、映像主戦場があと2、3年もすれば4kへと移るなか、1060pの装備で大丈夫か?という点でしょう。

4K時代は来るのか?

一時期に比べ、PCモニターも4k対応が目立ってはきていますが、現状、CPU、GPU含めて性能的に頭打ち感のある鈍い動きしかありません。nVidiaの新作GPUが話題ですが、それとて、価格が目玉であって性能的には1080tiと似たり寄ったり。価格が下がれば裾野が広がるわけで、流れとしてはいいのですが、映像関連は実はなかなかそうは行きません。
PCゲームの場合、高性能GPUの価格が下がる>より綺麗な映像や高度な処理ができるようになる、までは一本線ですが、モニターまで買い換える、というインパクトはなかなか広げられません。

4K時代到来? 市場が立ち上がった「4Kテレビ」のこれから – AV Watch
この記事など2013年ものです。あれから5年立ってなお、4kが市民権を得たかというと市場では確かにそうでしょうが映像供給側でさえも難儀しているのが現状ではないでしょうか。その証拠に各種ストリームサービスを見て、4kをウリに商売しているサービスがあるかというと、ほぼ皆無です。

特に、インディーズの台頭が目立つゲーム業界において、ユーザー側も薄々、ゲームのグラフィック論争、AAAタイトルは確かに綺麗だけど、それが面白いのか?というとまた別だと気づいてきています。出力>モニターというストリームがある中で、まだまだ先は遠いのじゃないかなとわたしは思っています。
家庭用はPS4Proのインパクトがあって、一歩足をかけているわけですが、それでも家庭用で最新のSwitch(ポータブル設計とはいえ)は4kを視野にも入れていません。次のPlayStationが起爆剤になり、マーケットの裾野を広げるはずですが、それもまだまだ先と言えるでしょう。

では、キャプチャーとして製品比較はどうか?

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こんな具合で色々あったわけですが、サポートは抜きにして比較したいと思います。

サイズ感的

SD60Sが一回り小さい感じです。
AVT-C878シリーズは立体的で、LEDなども凝っています。見ていて飽きませんが、わたしはモノトーンが大好きなので、机の上では違和感はありました。

性能

これは間違いなく、AVT-C878-Plusは4k対応ということで、HD60Sでは太刀打ちできない部分です。
わたしは上記のように、そもそも4kは先だと思っています。モニター自体を買い換える時に、一緒に買い換える形になるでしょう。またストリーミングの関係上、4kというサイズは足を引っ張ることも想定できますので、ここは時代と歩調を合わせて。
また、本来、HD60Sの対抗馬だと、AVT-500シリーズが比較対象になるはずです。
ちょうど505-Plusの発売前で、めんどくさいから買っちゃえ!というノリで買ったわけですが、単体録画機能はほぼ使わず(加点はしませんでしたが)、のちのデバイス見つからない問題に直結したので、事前調査って大事だなと実感した買い物でした(笑)

アプリケーションの完成度

これは後ほど、操作後に。

総評

今からゲーム実況を始めるというレアな方が何人いるか謎ですが、少しでも参考になれば。
わたし個人はHD60Sを押します。アプリの完成度もそうですが、AVTシリーズ相性がかなりシビアで時間ばかり取られました。サポート面でマイナスがあったのも起因しているのでしょうが、やはり、やりたいことは録画であってセッティングではありません。どこに貴重な時間を避けるのかという時、セッティングなどは簡単な方がいいわけで。

AVTシリーズでいいところは、録画ボタンで開始できる点で、私みたいにPCモニターをコンシューマーモニターが兼ねている場合、物理キーで録画開始でき、それをLEDで確認できるのはとてつもなく便利です。まあ、キーボードからホットきーを設定してしまえば解決しますが、ヘッドレスPCで録画し、ネットワークで編集をかけている方もいるでしょう。そうした場合、キーボード分のスペースが余分になるわけで、なかなかいい設計思想だなと思いました。

何れにしても、両製品ともほぼ性能面では見劣りしません。比較対象が若干ずれてはいますが、問題ない完成度だと思います。細かい部分について書いて見ましたので、これからの方、乗り換えの方はご参考ください。
昔は、GPUからS端子だけ抜いてビデオ録画をしていたわたしですが、便利な時代になったなと思います。

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